ドキュメンタリー映画『プージェ』
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chukaのモンゴル日記 |投稿者/
オユンキャンプ in モンゴル
2019年11月16日
2019年11月16日
フジテレビ『グレートジャーニー』にて放送されその後も含めて映像化されました。
1999年、探検家の関野吉晴は南米最南端から人類誕生の南アフリカを目指す旅の途中モンゴルを訪れ、
大草原を自由に馬で駆けるひとりの少女と出会う。
思わずカメラを構えた関野に少女は言い放った。
「写真を撮るなら、こっちに来ないで!」
少女はプージェといった。当時6歳。
自尊心が強く、決して大人に媚びない態度に、関野は遊牧民の理想像を重ねてしまう。
足繁く訪ねて来る関野をプージェの家族は暖かく受け入れた。
それから続いた5年間の交流の中で、関野は変わりゆくモンゴルの現実を目の当たりにする。
社会主義にかわって導入された市場経済は貧富の格差を生み、遊牧民にとっては致命的な家畜泥棒が横行し、プージェの家もその犠牲になる。
そして大切な草原では市場価値の高いヤギの数を増やしすぎたため草が枯れモンゴルの家畜総数の10%が餓死してしまった。
そんな近代化の波に飲み込まれつつある家族に悲劇が襲う。
プージェ(本名プレブヒシグ「木曜日に生まれた幸せな子」)
私がモンゴルに初めて行ったのも1999年、生活環境は今とは違いますが
モンゴル文化を知る上では教科書のようなドキュメンタリー映画です。
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