チャクトゥとサルラ

カテゴリー/ chukaのモンゴル日記 |投稿者/ オユンキャンプ in モンゴル
2019年11月01日

内モンゴルを舞台にした中国映画です。一般公開はしないかも知れません。

モンゴルの大地で暮らす夫婦。夫のチャクトゥは都会に越したいが、妻のサルラは反対する。そしてモンゴルの平原にも変化が忍び寄る。伝統的な絶景描写と現代的な社会問題を盛り込んだ夫婦愛の物語。

冒頭、羊を売って中古のトラックを買うチャクトゥ、街に行って数日遊び故障したトラックを痩せた羊と交換して帰る。そんな事の繰り返し、ある日サルラが事故で流産し、変わらぬチャクトゥと別れを決意して歌うサルラのモンゴルの曲が印象に残りました。

♪ とても綺麗で広い草原、ぬかるみがあるとは思わなかった、とても優しく大好きなあなた、でも胸の内がわからない ♪ みたいな詞でした。

東京国際映画祭で鑑賞しました、鑑賞後に写真とサインいただきました。左からチャクトゥ、チュカ、チャクトゥの悪友バンブラ、サルラ。

内モンゴルでは近年、季節によってゲルを移動する事がなくなって来ているようです。

この映画でもゲルの側に小屋があり、冬の寒い間は小屋で過ごしているようです。

自分の土地も割り当てられていて、他の家の家畜が入って来ないよう柵が張ってあります。

 

今回はこの他カザフスタン映画の「オルジャスの白い馬」も公開されます、こちらは森山未來主演なのでいずれ公開されるでしょう。

 

 


2019-11-07

『チャクトゥとサルラ』第32回東京国際映画祭コンペティション部門で最優秀芸術貢献賞を取りました。おめでとうございます!

これで日本公開あるかもしれません。by chuka

 

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