モンゴルの想い出⑨
モンゴル・オユンキャンプとの出会いは偶然でした。
出会うまではモンゴルがどんな国でどんな生活をしているのかすら全く知りませんでした。
偶然南米の旅行ツアーで一緒になって友達になった人から突然「モンゴル行かない?!」と誘われたことがきっかけです。
そこでモンゴルの方の温かさやどこまでも広がる壮大な草原、昔ながらの日本のような人や物を大切に感謝する心に触れて、
モンゴルのことが大大大好きになりもっと知りたいと思うようになりました。
その中でも冬のオユンキャンプに滞在したことは今までにない濃厚な思い出です。
冬のオユンキャンプでは特に日本では味わえないような経験・感覚をたくさん感じました。
おばあちゃんの家に行ったときのような温かさに溢れているオユンキャンプの冬は、
まずみんなで旧正月の飾り付けの準備をしたり、みんなでご飯を作ったり、お茶を飲んでたくさんお話ししたり、みんなで卓球大会をしたり、
夜はストーブをたいた暖かいキャンプでウォッカを飲みほろ酔いで体をホカホカにして寝ます。
本当の娘のように温かく迎え入れてくれて一緒に生活をしました。
そのほかにも冬の乗馬はとても幻想的で、今まで見たことのないどこまでも広がる雪景色、足跡ひとつない場所・時間が止まったような、
無駄な音が何もないキーンとした空間を乗馬で進む感覚は日本では味わえない何とも透き通った別の世界にきたような不思議な感覚です。
この感覚は8年経った今でも鮮明に写真のように景色が思い浮かびます。
外はマイナス20℃やマイナス30℃ですが何の混じり気もない綺麗な透き通った空気を肌で感じる感覚はモンゴルだからこその気候・澄んだ空間だからこそだと思います。
とことん自然を感じて子供の頃のような人の温かさに触れて最後は涙しながらハグしてお別れしたのを覚えています。
たくさんの魅力あるオユンキャンプに来てこの感覚をたくさんの人に経験して感じてもらいたいなと何年経っても思います。
チムゲ
<返信>
チムゲ、投稿ありがとうございます。
冬のモンゴルは私も行ったことがないので興味あります。
今年最後の投稿になります。
来年もお待ちしています。