タクフェス『流れ星』
2019年12月08日
モンゴルとは関係ありませんが、先日舞台を観に行って来ました。
名前付招木を募集していたので初めて購入、ヒロインの飯豊まりえ(魔女マリー)さんに贈りました。
ストーリーは、「あの頃に戻ってやり直したい」
夫を亡くした夏子が魔女マリーと一緒にタイムマシンで結婚前に戻り人生をやり直しに行き、
そこでマリーの正体や夫の知らなかった真実を知ることに。。。
あなたはいつに戻りたいですか?
モンゴルでは流れ星が多く見られるので来年は魔女マリーに会えるかなぁ?
ドキュメンタリー映画『プージェ』
2019年11月16日
フジテレビ『グレートジャーニー』にて放送されその後も含めて映像化されました。
1999年、探検家の関野吉晴は南米最南端から人類誕生の南アフリカを目指す旅の途中モンゴルを訪れ、
大草原を自由に馬で駆けるひとりの少女と出会う。
思わずカメラを構えた関野に少女は言い放った。
「写真を撮るなら、こっちに来ないで!」
少女はプージェといった。当時6歳。
自尊心が強く、決して大人に媚びない態度に、関野は遊牧民の理想像を重ねてしまう。
足繁く訪ねて来る関野をプージェの家族は暖かく受け入れた。
それから続いた5年間の交流の中で、関野は変わりゆくモンゴルの現実を目の当たりにする。
社会主義にかわって導入された市場経済は貧富の格差を生み、遊牧民にとっては致命的な家畜泥棒が横行し、プージェの家もその犠牲になる。
そして大切な草原では市場価値の高いヤギの数を増やしすぎたため草が枯れモンゴルの家畜総数の10%が餓死してしまった。
そんな近代化の波に飲み込まれつつある家族に悲劇が襲う。
プージェ(本名プレブヒシグ「木曜日に生まれた幸せな子」)
私がモンゴルに初めて行ったのも1999年、生活環境は今とは違いますが
モンゴル文化を知る上では教科書のようなドキュメンタリー映画です。
チャクトゥとサルラ
2019年11月01日
内モンゴルを舞台にした中国映画です。一般公開はしないかも知れません。
モンゴルの大地で暮らす夫婦。夫のチャクトゥは都会に越したいが、妻のサルラは反対する。そしてモンゴルの平原にも変化が忍び寄る。伝統的な絶景描写と現代的な社会問題を盛り込んだ夫婦愛の物語。
冒頭、羊を売って中古のトラックを買うチャクトゥ、街に行って数日遊び故障したトラックを痩せた羊と交換して帰る。そんな事の繰り返し、ある日サルラが事故で流産し、変わらぬチャクトゥと別れを決意して歌うサルラのモンゴルの曲が印象に残りました。
♪ とても綺麗で広い草原、ぬかるみがあるとは思わなかった、とても優しく大好きなあなた、でも胸の内がわからない ♪ みたいな詞でした。
東京国際映画祭で鑑賞しました、鑑賞後に写真とサインいただきました。左からチャクトゥ、チュカ、チャクトゥの悪友バンブラ、サルラ。
内モンゴルでは近年、季節によってゲルを移動する事がなくなって来ているようです。
この映画でもゲルの側に小屋があり、冬の寒い間は小屋で過ごしているようです。
自分の土地も割り当てられていて、他の家の家畜が入って来ないよう柵が張ってあります。
今回はこの他カザフスタン映画の「オルジャスの白い馬」も公開されます、こちらは森山未來主演なのでいずれ公開されるでしょう。
2019-11-07
『チャクトゥとサルラ』第32回東京国際映画祭コンペティション部門で最優秀芸術貢献賞を取りました。おめでとうございます!
これで日本公開あるかもしれません。by chuka